お口は万病のもと その1 |
投稿:院長 |
【噛むことの大切さ】 自分の歯で美味しく食べれることは生きる力に直結します。 近年の研究で、 歯が抜けて入れ歯になっても良く噛める人は健康寿命が長いことが分かってきました。
<歯の本数と要介護認定との関係に関する研究結果から> 65歳以上の健康の方を対象とした4年間の追跡研究によれば、 歯が19本以下では、20本以上と比べて1.2倍 要介護になりやすい!
<歯が多く残っているか 入れ歯を使用すると、健康を維持できる> 上記と別な研究の報告ですが、 歯が多く残っている人や 入れ歯で歯を回復した人は そうでない人と比べ、 認知症発症や転倒の危険性が低いことが分かっています。
<噛めることって、なぜ大切?> しっかり噛めると ★噛むことによって分泌される唾液が消化を助ける ★唾液がお口の中をきれいにし、むし歯や歯周病を予防する ★様々な食品を摂取できるので栄養バランスが良くなる ★食べ物をおいしく味わえる ★噛むことによって脳が活性化する ★発音が良くなる ★表情が生き生きする
しっかり噛める人生を送ることで、 ★免疫力や運動御機能の低下が防げる ★人と楽しく交流できる ★生きる意欲がわく
結果的に、健康寿命が延びます。 一方で、お口の機能が低下すると 低栄養、運動量低下から介護が必要な状態を招きます。 健康な生活を送るため、お口の健康を維持するよう 心がけましょう (^^♪
次回は【歯周病とは】です (^^♪ よろしくお願いいたします。 |
2021年5月16日(日) |
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