お口は万病のもと その2 【歯周病とは】 【歯周病の進行と症状】 |
投稿:院長 |
【歯周病とは】 歯周病の正体は細菌感染症 ★歯を失う最大の原因は歯周病です。 ★歯周病はポルフィロモナス・ジンジバリス菌などの歯周病菌が原因です。 ★歯磨きが不十分だと、歯の表面に歯垢が作られます。 ★歯垢は細菌の塊で、歯周病菌も歯垢の中で増え続けます。 ★やがて歯周病菌は炎症を誘発し、歯を支える歯周組織を破壊していきます。 ★歯周病は自覚症状が無いまま進行する「静かな病気」とも呼ばれます。 ★成人の8割が歯周病になっているのに自覚していないのが現状です。
【歯周病の進行と症状】 @ 歯肉炎 歯肉溝(仮性ポケット)の深さは2〜3mm 歯肉溝に入り込んだ歯周病菌により歯ぐきの縁が少し赤くなっている。無症状。 A 軽度歯周炎 歯周ポケットの深さは2〜4mm 歯を支える骨の一部が病的吸収し始める。 歯ぐきは赤く腫れ、出血しやすい。触るとブヨブヨする。 B 中等度歯周炎 歯周ポケットは4〜6mm 歯を支える骨の吸収が進行し、歯が動くようになる。 膿の排出や口臭も現れ、歯肉が下がるため歯が長く見える。 C 重度の歯周炎 歯周ポケットは6mm以上 歯を支える歯周組織の破壊が高度。 膿や出血が持続的。 歯はグラグラ動き、自然に抜けることもある。
次回は今月31日(月)ころ 【歯周病予防は生活習慣の改善から】ほか 予定です。 |
2021年5月23日(日) |
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