カテキンでコロナ予防 |
投稿:院長 |
<お茶の成分であるカテキンとは>
「カテキン」はお茶などに含まれる栄養素で、ポリフェノールの一つです。 お茶独特の渋み成分であるカテキンには、抗酸化作用や殺菌作用があります。 抗酸化作用を有する飲食品は、疲労回復や美容の味方ですね。 <カテキンがウイルスから体を守る仕組み> 最近の研究では、カテキンがウイルスから体を守ってくれることが分かってきました。
インフルエンザやコロナウイルスは、ウイルス粒子表面にある 「スパイク(突起状のたんぱく質)」を利用して鼻や喉(のど)の細胞に感染します。 カテキンはこの「スパイク」に直接作用し、感染を防いでくれます。
<カテキンの応用> 「ガラガラ うがい」が効果的です。
しかし、職場など公(おおやけ)の場では出来ませんね。 その場合、20ないし30分に一回くらいのペースで少しずつ飲めば、 常に喉を殺菌でき、乾燥した室内にいても潤いを得られます。
<どの飲み物がコロナ予防に良い?>
緑茶や紅茶が良いとされています。 80度くらいの熱いお湯で入れた煎茶には殺菌作用の高いカテキンが多く含まれます。 緑茶の苦みが苦手な方またはお子さんは、まろやかな味わいになる 水出しのお茶がお勧めです。
ペットボトルのお茶でもウイルスには有効ですが、茶葉から熱いお湯で淹れた お茶の方がカテキン量は約3倍になると言われています。 昨年11月 奈良県立医科大学の研究によると、茶葉から淹れた紅茶は 被検材料10種のお茶の中で最もウイルスへの効果が高かった、と述べています。
<お茶や紅茶はヘルシー ドリンクです> 緑茶は高血圧やコレステロールなどの生活習慣病、美容や健康に良いとされています。 コロナ対策にとどまらず、健康で生き生きした生活のためにも緑茶を見直したいものですね。 最後に、私は決してお茶屋さんの「回し者」ではございません 笑 |
2021年2月1日(月) |
<< 【乾燥による唇の荒れ】 【旅行雑誌じゃらん より】 2021.1.22 |
節分 >> 2021.2.2 |
はじめのページに戻る |